緊急事態を予測しておくことは、
人生においてとても有効である。
その人生に油断をしていると一瞬で足元をすくわれる可能性もあるから、その状態にならぬよう、
常に備えておくことが重要である。
人というのは、
自分は絶対安全だし絶対大丈夫だと思うと事前に対策を練らなくなる。
だが、
常に予測して準備をしているものからすれば、
どれだけ強い相手でも、その油断に寄って足元をすくえると思っていられるものである。
己の力の無さに気づいた時、
人は分不相応をわきまえなければならない。
圧倒的に強いのかなんて関係がない。
その力に見合った態度をし、
その力に見合った行動をしなければならない。
人の立場や行動範囲が変わるように、実力と立場に見合ったものも、変えていかなければならなのだ。